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　健康ひょうご21県民運動地域実践活動助成事業を活用して、フードデザイン選択の生徒たちに、黒枝豆ごはん、ワカメ汁、イワシのショウガ煮、おからの４品の調理実習をしました。４班に分かれ会員が１班に２人ずつ入って、きめ細やかな指導が行えるように気をつけました。

　ほとんどの生徒は魚をさばくことが初めてで、イワシを手でさばく場面では、最初はぎこちなかった手が最後の方ではきれいにさばけていました。生徒からは、「イワシが手でさばけるのを初めて知った」「意外と簡単にできた」「丁寧に教えてもらったので、不安が消えた」と魚料理が特に印象に残ったようです。

　また、「郷土料理に興味をもった」「おからは初めて作ったが、おいしくできた」「地域の方とふれあうことができ、いい経験ができた」「来年から一人暮らしをするので、今から料理の練習が必要だと感じた」「チームワークよく料理ができた」と生徒自身がそれぞれ気づき、楽しい時間だったと言ってもらえたことはこの事業の大きな成果だと感じました。

　間もなく親元から巣立っていく生徒もいますが、但馬の食材のすばらしさや、地産地消・郷土料理の大切さ、食の安全や定期的な「健康チェック」の重要性を忘れず、今後の生活に活かしてほしいです。

　異世代交流することで、たくさんの発見がありました。他の団体、推進員のみなさんも機会がありましたら、ぜひ取り組んでいただきたいです。