(新型コロナウイルス対策:STAND UP HYOGO)“脱”座りすぎ!こんな時だからこそ座りすぎに注意!軽く身体を動かすことを忘れずに!(公益財団法人兵庫県健康財団)

発信日:2020/04/18

印刷用(PDFファイル) 上図 preve_83-9 下図 preve_84-13

 余暇時間における良好な運動習慣の有無に関係なく、仕事やテレビ視聴、パソコンやスマートフォンなどの携帯端末利用に伴う座位を中心とした長時間の不活動による健康被害は明らかになっています。1日の座位時間が8から11時間未満の人は4時間未満の人と比較して1.15倍、11時間以上の人は1.4倍死亡リスクが高い(van der Ploeg)」、「余暇のテレビ視聴に伴う一日あたりの座位時間が4時間以上の人は2時間未満の人と比 較して総死亡リスクは1.46倍、冠動脈疾患死亡リスクは1.8倍高い(David Dunstan)」、「テレビ視聴のために1時間座位行動を続けるたびに、平均余命が推定22分短くなる(Veerman)」などです。また、不活動が大腸がん、乳がんの発症リスクや静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)による死亡リスクを高めることも明らかになっています。

 これらに加えて、新型コロナウイルス感染拡大予防による「新しい生活様式」による外出自粛やテレワークなどによりさらに自宅等で座って過ごす時間が長くなる傾向が見られます。

 座りすぎは、すべての年齢層に共通する独立した健康上のリスクファクター(危険因子)です。

・ 最低30分から1時間に一度は立つ。可能であれば移動する。
・ 30分に一度の場合は3分間、1時間に一度の場合は5分程度は座らない。
・ 立つことのできない場合は、座ったままでよいので軽く身体を動かす。
を心がけましょう。

 上図は、公益財団法人兵庫県健康財団の健康づくり情報誌「PREVE」の「“脱”座りすぎ生活」特集等(vol.83、vol.84)より作図したものです。また、健康財団では、楽しく手軽に実践できる「+10分(プラス・テン)エクササイズ ver.2.0」を本ポータルサイト内及びユーチューブで公開しています。

公益財団法人兵庫県健康財団
 ・ 健康づくり情報誌「PREVE」
   https://kenkozaidan.or.jp/support/preve/
 ・ 「+10分(プラス・テン)エクササイズ ver.2.0」 
  (ホームページ)
   http://www.kenko-hyogo21.jp/health/kenkou-taisou/4902/
  (ユーチューブ)
   https://www.youtube.com/watch?v=Q40nRVCQGIQ

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